プラチナ午前=プラチナが反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニュ−ヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の戻りを売られたことに上値を抑
えられた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが41〜36円安、プラチナミニが
40.0〜10.0円安、プラチナスポットが63円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが1万0479枚、プラチナミニが
1125枚、プラチナスポットが2485枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは堅調な米経済指標やドル高が圧迫】
 プラチナは堅調な米経済指標やドル高が圧迫要因になった。米新規失業保険申請件数
が予想以下となり、11月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値でインフレ期待が上
方修正された。米連邦準備理事会(FRB)の高金利維持見通しを受けてドル高に振れ
た。ただ上海プラチナの出来高が急増し、中国勢の押し目買いが入った。高値での買い
が続くかどうかを確認したい。
 プラチナ先限は4338円まで下落した。ドル建て現物相場の軟調が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=149円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の915.50ドルから、ドル安一
服に上値を抑えられた。
 午前11時現在、プラチナは917.10ドル、パラジウムが1049.81ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが932.50ドル、パラジウムが
1066.36ドル。
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