[本日の見通し]石油=軟調、パレスチナの戦闘休止は停戦につながるか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2024年4月限は軟調。ただ、夜間取引の段階で下げは一
服している。
 イスラエルとハマスは人質と囚人の交換を開始しており、27日までの戦闘休止で合
意している。ハマスは戦闘休止の延長を要求しており、このまま停戦に結びつくかどう
かが注目されそうだ。パレスチナのガザ地区では1万4000人以上が死亡し、このう
ち6000人超が子供だったと伝わっており、停戦は急務である。
 ただ、停戦への道筋が見え始めたとはいえ、イランやイエメンはイスラエルが関与す
る船舶への攻撃を開始するなど、反イスラエル感情は高まったままである。ガザ地区北
部をイスラエルが接収するようだと混乱がまた広がるだろう。パレスチナ情勢には引き
続き目を向けて置かなければならない。
 原油4月限の予想レンジは7万3000円から7万4000円、ガソリン先限は7万
8500円から7万9500円、灯油先限は7万7500円から7万8500円。
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