プラチナ午前=プラチナが反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニュ−ヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安が一服したが、ドル建て現物相場の堅調
を受けて押し目を買われた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが48〜69円高、プラチナミニが
29.5〜71.0円高、プラチナスポットが48円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが7447枚、プラチナミニが811枚、
プラチナスポットが1632枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米製造業PMIの低下や金堅調が支援】
 プラチナは米製造業PMIの低下や金堅調が支援要因になった。11月の米製造業P
MIは49.4と前月の50.0から低下した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ
停止見通しを受けてプラチナの押し目を買われた。ただ上海プラチナの出来高は減少
し、中国勢は高値での買いを見送った。
 10月の中国の工業利益は前年比2.7%増となり、前月の11.9%増から増加幅
を縮小した。3カ月連続で増加した。
 プラチナ先限は夜間取引で4429円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要
因になった。円相場は1ドル=149円台後半で円安が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の931.12ドルから、ドル安や
金堅調を受けて押し目を買われたが、935ドル台で上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは931.50ドル、パラジウムが1074.35ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが917.50ドル、パラジウムが
1049.73ドル。
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