【これからの見通し】中国発のリスク回避相場、海外市場では材料難の週明けも 東京・アジア市場は中国発のリスク回避相場となっている。経済統計では10月の工業企業利益が前回から大幅に鈍化した。また、中国の資産運用大手、中植企業集団が円換算5兆4000億円の債務超過に陥っていることを発表、シャドーバンキング問題が露呈している。また、このところ中国で呼吸器疾患が急増していることも新型コロナ禍を想起させて市場ムードに影を落としている。 為替市場では、パニック的な動きではないものの円高圧力が広がっている。ドル円は149円台後半での揉み合いから、一時149円台割れへと下落。クロス円も東京午後にかけて売りが強まった。足元では、円高の動きはやや一服している。ただ、この後のロンドン市場では、目立った材料予定にかけており、リスク回避ムードを引きずる可能性がありそうだ。米感謝祭関連の小売動向など新規材料が出てくることを期待したい。 この後の経済指標発表予定は、香港貿易収支(10月)、メキシコ貿易収支(10月)、米新築住宅販売件数(10月)など。米新築住宅販売件数の市場予想は年率換算72.3万件と前回の75.9万件から低下する予想となっている。 発言イベント関連では、ラガルドECB総裁が欧州議会出席し証言を行う。米2年債入札(540億ドル)、米5年債入札(550億ドル)などが行われる。米国はサイバーマンデー(感謝祭翌週の月曜日)で大規模オンラインセールが実施される。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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