プラチナ午前=プラチナが反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニュ−ヨーク安と円高
を受けて売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたことと
円高を受け、もみ合いとなった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが70円安〜1円高、プラチナミニが
64.0円安〜11.0円高、プラチナスポットが76円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8331枚、プラチナミニが710枚、
プラチナスポットが2315枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル安一服や株安が圧迫】
 プラチナはドル安一服や株安が圧迫要因になった。ニューヨーク市場の序盤にドル安
が一服した。ただ米新築住宅販売の減少を受けて米国債の利回りが低下すると、ドル安
が再開した。一方、株価は年末商戦が本格化するなか、一服商状となった。
 プラチナ先限は夜間取引で4322円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=148円台前半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の920.00ドルから、米国債の利回
り低下を受けて押し目を買われた。
 午前11時現在、プラチナは924.61ドル、パラジウムが1070.34ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが935.30ドル、パラジウムが
1073.16ドル。
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