(NY時間15:21) ジェイビル<JBL> 113.83(-16.86 -12.90%) メーカー向けの生産および製品管理サービスを手掛けるジェイビル<JBL>が大幅安。前日引け後にガイダンスを公表し、9-11月期(第1四半期)の売上高見通しを下方修正したほか、通期の1株利益、売上高も予想を下回る見通しを示した。 同社のウィルソンCEOは声明で「第1四半期の最終段階で、一部の最終市場で短期的な在庫調整が発生し、需要が軟化した。これは第2四半期も続くことが予想される」と述べた。 ただ、アナリストからは前向きな見方も指摘されている。「今回の弱い見通しは在庫調整と軟調な需要を反映した。明るい点としては利益が持ちこたえていること、フリーキャッシュフロー(FCF)が加速する見込みであること、そして、いくつかの成長市場にまだ依存していることだ。投資家は弱気な見通しでは買うべきだ」と述べている。 (9-11月・第1四半期見通し) ・売上高:83~84億ドル(従来:84~90億ドル)(予想:87.4億ドル) (12-2月・第2四半期見通し) ・売上高:70~76億ドル (24年度通期見通し) ・1株利益:9.00ドル以上(予想:9.59ドル) ・売上高:約310億ドル(予想:336.7億ドル) 【企業概要】 自動車、消費者ライフスタイル、ウェアラブル技術、コンピューティングおよびストレージ、防衛および航空宇宙、デジタル家電、医療、工業、エネルギー、ネットワーク、電気通信、印刷産業などの企業に、電子設計、生産および製品管理サービスを提供。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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