[今日の視点]貴金属=金が小幅高、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が小幅高で寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はニューヨーク安を受けて軟調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は0.49ドル高の
2044.64ドル、銀が8セント高の2501セント、プラチナが9.18ドル安の
931.00ドル、パラジウムは22.49ドル安の1027.97ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=146.95/97円で、前営業日の
大引け時点から0.24円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が9675円前後、銀は118.8円前後、プラチナは
4360円前後、パラジウムは5100円前後。
【NY金は米FRBの利下げ期待が支援】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を受けて押し
目を買われた。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因になった。米FRBのウォ
ラー理事が前日、インフレ率が低下し続ければ、数カ月先に政策金利を引き下げる可能
性を示唆し、利下げ期待が高まった。第3四半期の米国内総生産(GDP)改定値は前
期比5.2%増と、速報値の4.9%増から上方改定されたが、個人消費は3.6%増
と速報値の4.0%増から下方修正された。また米FRBが公表した地区連銀経済報告
(ベージュブック)は、消費者が裁量的な支出を控えたため、米経済活動はここ数週間
に減速したと指摘した。
 銀はきのうの海外市場では、ドル安再開や金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナは抵抗帯で上値を抑えられる】
 プラチナはきのうの海外市場では、抵抗帯で上値を抑えられ、売り優勢となった。
 プラチナは950ドル前後の抵抗帯を突破できず、戻りを売られた。米連邦準備理事
会(FRB)の利下げ期待が高まったが、景気減速懸念が残ることから戻りを売られ
た。米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、消費者が裁量的な支出を控えたため、
米経済活動はここ数週間に減速したと指摘した。
<今日の予定>
・鉱工業生産指数 2023年10月速報(経済産業省)
・小売業販売額 2023年10月速報(経済産業省)
・中国製造業購買担当者景況指数 2023年11月(中国物流購買連合会)
・中国非製造業購買担当者景況指数 2023年11月(中国物流購買連合会)
・ユーロ圏消費者物価指数 2023年11月速報(EUROSTAT)
・ユーロ圏雇用統計 2023年10月(EUROSTAT)
・米個人所得・支出 2023年10月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・シカゴ購買部協会景気指数 2022年11月(シカゴ購買部協会)
・米中古住宅販売仮契約指数 2023年10月(全米不動産協会)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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