貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金はニューヨーク高を受けて買い優勢とな ろう。銀はニューヨーク高と円高を受け、まちまちの値動きとなろう。プラチナ系貴金 属(PGM)は円高を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は29.96ドル高 の2071.34ドル、銀が17セント高の2544セント、プラチナが5.15ドル 高の935.94ドル、パラジウムは8.42ドル安の1000.77ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=146.53/55円で、前営業日の 大引け時点から1.48円の円高。 先限の寄り付き目安は、金が9760円前後、銀は120.0円前後、プラチナは 4355円前後、パラジウムは4900円前後。 【NY金は米FRBの利下げ期待が支援】 金は前週末の海外市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け て利下げ期待が高まったことから急伸した。 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因になり、ドル建て現物相場 は史上最高値2074.19ドルを付けた。パウエル米FRB議長は利上げが行き過ぎ 必要以上に景気を減速させるリスクと、インフレ抑制のために十分な利上げを実施しな いリスクは「より均衡している」と述べた。その上で、FRBが今後の金融政策決定に おいて慎重であることを改めて確認した。10月までの6カ月間の主要インフレ指標が 平均2.5%と、FRBが目標とする2%に近い水準であったことを指摘した。CME のフェドウォッチで、来年3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ確率は 60.0%(前週21.0%)となった。 イスラエルはイスラム組織ハマスとの戦闘を1日に再開した。ハマスせん滅の目標に 向け、ガザ南部を空爆した。パレスチナ市民に近隣の「非標的」地帯に移動するよう呼 び掛けた。一方、米国防総省は紅海で米駆逐艦が攻撃されたことを明らかにした。イス ラム教シーア派武装組織フーシ派が攻撃したもよう。中東情勢の行方も確認したい。 銀は前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急伸を受 けて買い優勢となった。 【NYプラチナは利下げ期待や金急伸で押し目を買われる】 プラチナはきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急 伸を受けて買い優勢となった。 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や金急伸が支援要因になった。 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受けて利下げ期待が高まった。ただ 11月の米ISM製造業景気指数は46.7と10月から変わらずとなった。節目とな る50を13カ月連続で下回り、景気減速懸念が出ていることが上値を抑える要因であ る。レンジ上限を突破できるかどうかを確認したい。 <今日の予定> ・独貿易収支 2023年10月(連邦統計庁) ・米耐久財受注 2023年10月確報値(商務省) ・米製造業新規受注 2023年10月(商務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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