【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク安を受け て売り優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の戻りを売られたことを受けて軟 調となった。パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時5分現在の前営業日比は、プラチナが65〜48円安、プラチナミニが 68.5〜21.5円安、プラチナスポットが59円安、パラジウムが出来ず。 午前11時5分現在の出来高は、プラチナが8366枚、プラチナミニが681枚、 プラチナスポットが4311枚、パラジウムが0枚。 【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。週明けのアジア市場で金が急伸した が、プラチナの上値は限られ、戻りを売られた。またニューヨーク市場の米国債の利回 り上昇やドル高が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ停止見通し が強いが、ニューヨーク市場でこれまでの反動が出た。 11月の中国の財新サービス業購買担当者景況指数(PMI)は51.5と前月の 50.4から上昇した。事前予想は50.6。 プラチナ先限は夜間取引で4274円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな った。日中取引では4321円で戻りを売られた。円相場は1ドル=147円台前半の 円安に振れた。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、戻りを売られる。朝方の919.62ドルから、 923ドル台まで上昇したが、ドル安一服を受けて戻りを売られた。 午前11時現在、プラチナは917.76ドル、パラジウムが976.93ドルで推 移。前営業日の大引け時点はプラチナが932.30ドル、パラジウムが996.63 ドル。 MINKABU PRESS
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