−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,309.25 1,313.50 1,293.75 1,295.50 -10.00 2024/03 1,330.00 1,334.00 1,314.00 1,315.50 -11.00 2024/05 1,346.00 1,349.50 1,329.50 1,330.00 -12.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 先物 277,471 270,274 715,603 (- 1,952) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月12日−12月16日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から大幅下落。終値の前営業日比は14.75セント〜6.50セント 安。中心限月の1月限は10.00セント安の1295.50セント。 乾燥が懸念されていたブラジル産地中北部で降雨が続き、生育環境の改善が続いてい ることが弱材料となった。また、9日金曜日に発表される米農務省(USDA)月例需 給報告を控えた玉整理も下押し要因となった。この日は中国向けの大口成約が発表され たが反応は限られた。なお、1月限が終値ベースで1300セントを割り込むのは10 月11日以来。 この日、1月限は1309.25セントで取引を開始。その後は欧州の時間帯にかけ て浮上し1310セントを下値支持線とする高もみとなるなかで1313.50セント の高値を付けた。ただ、シカゴの時間帯に崩れて一気に1300セントを割り込んだ。 その後は1300セントを上値抵抗線とする安もみとなり、1293.75セントと前 日安値を割り込む動きも見られた後、1300セント台の回復に至らないまま終了。 米農務省(USDA)は中国向けで23/24年度積み、13万6000トンの大豆 の大口成約を発表した。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 今週は雨がちな天気が続いているが、週後半から週末にかけての時期は降雨は発生し ないだろう。ただ、10日午後には新たな低気圧が到来し降雨となる可能性が高まる見 込み。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 一部地域では依然としてまばらの降雨にとどまっている地域がある。9〜10日の週 末には散発的な降雨が発生するが、局地的なものにとどまる見込み。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 6日には広い範囲で散発的な降雨が発生。週末には再び降雨になると見られるが、 コーン・大豆の生育にとって良好な状態が続いている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今週も散発的な降雨となっているが、週末も降雨となる見込み。引き続き穀物にとっ て良好な生育環境が続くだろう。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 7日まで概ね降雨は発生しないが、寒冷前線が8日に到来しこれに伴い東部を中心に 降雨が発生する見込み。ただ9〜10日の週末から11日の週上旬にかけて降雨はな く、気温は低下するだろう。なおこれまでの降雨で十分な土壌水分は確保されている。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の下落に追随安で終えた。大豆粕1月限は これまで上昇した後の反動もあって下げ幅が大きくなり、大豆粕期近1月限は9.30 ドル安の408.50ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部ではパラナ州では引き続き土壌水分は過剰な状態。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では引き続降雨。生育環境は改善。 ・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では慈雨が続き良好な生育環境を維持。 ・米農務省(USDA)は中国向けで23/24年度積み、13万6000トンの大豆 の大口成約を発表。 MINKABU PRESS
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