プラチナ午前=プラチナが続伸、NY高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、ドル建て現物相場の上昇と円安を受けて堅調
となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、プラチナが54〜63円高、プラチナミニが
46.5〜55.0円高、プラチナスポットが42円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、プラチナが6939枚、プラチナミニが732枚、
プラチナスポットが2872枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは堅調な米経済が支援】
 プラチナは堅調な米経済指標が支援要因になった。11月の米雇用統計で堅調な労働
市場が示され、12月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が改善した。株高に振
れ、プラチナも堅調となった。ただ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ予想は5月に
後退したことは上値を抑える要因である。
 プラチナ先限は4277円まで上昇した。ニューヨーク高と円安が支援要因になっ
た。円相場は1ドル=145円台半ばまで円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の919.70ドルから、ユーロ高を受
けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは920.54ドル、パラジウムが942.32ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが917.29ドル、パラジウムが979.88
ドル。
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