米大手証券のストラテジストによると、インフレが鈍化し、成長も回復、M&Aも活発化するため、来年は個別株投資の環境がさらに改善すると指摘している。来年は銘柄間の相関が低下する一方、金利のボラティリティが低下する可能性があることから、分散はよりミクロ主導になると予想しているという。 ロング・ショート戦略のヘッジファンドは銘柄間の相関が低下した時にグローバル・マクロ戦略をアウトパフォームし、良パフォーマンスを出す傾向があるとしている。 セクター別では、IT・ハイテク、食品・飲料、旅行・レジャー、銀行、メディア、公益事業に好機があるとする一方、自動車、基礎資源、建設・素材はマクロ主導のセクターでもあり、銘柄が一緒に動く傾向があると述べている。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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