−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 462.50 462.50 455.00 456.75 - 5.75 2024/03 484.00 485.00 477.50 479.50 - 5.75 2024/05 496.25 496.75 490.25 492.50 - 4.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 210,275 177,518 1,251,100 (+ 211) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米エネルギー省発表の週間エタノール統計(12月8日までの週) 生産量:日量107万4000バレル (前週比 2000バレル減) 在 庫: 2210万バレル (前週比 66万1000バレル増) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(12月19日−12月23日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは出来高の薄い先限以外が反落。終値の前営業日比は先限が0.50セント高 だが、それ以外は5.75セント〜1.75セント安。期近3月限は5.75セント安 の479.50セント。 大豆の軟調な足取りが手掛かりとなって売り優勢で運ばれた。また、週間エタノール 生産量が前週とほぼ同量だったにもかかわらず在庫が増加したことや、中国向けの大口 輸出が続くなか高騰したシカゴ小麦が今週に入って大口成約が途絶えるなか急落したこ とも売りを呼ぶ要因となった。 3月限は484セントで取引を開始した後は高もみとなり、この中で485セントの 高値を付けたがその後に急落。欧州の時間帯のほとんどは482.25セントを上値抵 抗線とする安もみとなったが、シカゴの時間帯には一段安となり477.50セントの 安値を記録。小麦安が重石となり、安値を離れた後の上値も抑制され、終値ベースでの 480セント台回復には至らなかった。 米エネルギー省発表の12月8日までの週における1日当たりの平均エタノール生 産量は前週比2000バレル減の107万4000バレルだった。一方、12月8日時 点のエタノール在庫は前週比66万1000バレル増の2210万バレルだった。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 週末まで少雨傾向が続き、数カ月に渡る長雨後の小休止となるだろう。来週上旬には 新たに低気圧が到着することで散発的な降雨が発生するが、雨量は限定されるもよう。 予想通りの少雨にとどまれば大豆とコーンの生育環境の改善が見込まれる。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 局地的に降雨が発生しているが、同様の状況が来週上旬まで続く見通し。また気温も 上昇することで、生育中の大豆にストレスが与えられるリスクが他k馬あって居る。な お、20日ごろにはまとまった雨量を伴う降雨が発生する可能性がある。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 広い範囲で散発的な降雨が発生。来週上旬まで降雨が続いた後に降雨は止むと見られ るが、コーン・大豆の生育にとって良好な状態が続いている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 来週上旬まで広い範囲での降雨が続く見込み。引き続き穀物にとって良好な生育環境 となる見通し。 シカゴ小麦は総じて反落。中心限月の3月限は大幅反落。前週には総量100万トン を超える大口成約が報告されていたが、今週に入ってから期待に反し大口成約が途絶え たことで前週に買われた後の修正となった。期近限月の3月限は前日比20.25セン ト安の605.25セントで終え、前日の上げ幅を相殺した。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 散発的な降雨が発生しているが、この雨をもたらしている低気圧の移動はゆっくり で、東部に達するのは16日金曜日となる見込み。この雨に伴う雨量は十分で、南西部 の一部では降雪となるだろう。ただし、カンザス州では土壌水分の乾燥が促される可能 性がある。 今日の材料 ・ブラジル南部ではパラナ州では降雨が止み、来週の降雨も雨量は限定的に。過剰な 土壌水分の改善が期待される。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地では引き続降雨。生育環境は改善。 ・アルゼンチンのコーン及び大豆産地では慈雨が続き良好な生育環境を維持。 ・12月8日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比2000 バレル減の107万4000バレル。 MINKABU PRESS
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