−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 1) 943.1 971.3 940.1 967.9 + 45.8 (24/ 4) 950.5 979.4 948.6 975.9 + 46.4 パラジウム (24/ 3) 1000.00 1124.00 999.00 1121.40 +152.20 (24/ 6) 1014.00 1122.50 1009.00 1128.90 +153.00 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 50,777 40,524 73,630 (- 374) パラジウム 7,316 2,835 21,270 (- 39) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 37,248.35 + 158.11 13日 142.94/96 1.0881/83 ・ナスダック 14,761.56 + 27.60 14日 141.80/82 1.0992/94 ・10年米国債利回り 3.94 - 0.09 ・NY原油 (24/ 1) 71.58 + 2.11 ・SPDR保有金残高 877.96 + 2.31 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)は急反発。前日比は、プラチナが44.1〜46.6ド ル高、中心限月の1月限が45.8ドル高、パラジウムが152.20〜153.00 ドル高、中心限月の3月限は152.20ドル高。 プラチナ1月限は反発。時間外取引では、米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下 げ見通しが示されたことを受けて買い優勢となった。日中取引では、欧州中央銀行(E CB)が利下げの可能性を示唆しなかったことを受けて一段高となった。 パラジウム3月限は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しや欧州中央銀行(E CB)が利下げの可能性を示唆しなかったことを受けて急伸した。 プラチナ1月限は時間外取引を941.1〜952.0ドルのレンジで推移し、前日 比24.1ドル高の946.2ドルとなった。1月限は高寄りしたのち、米連邦公開市 場委員会(FOMC)で利下げ見通しが示されたことを受けて買い優勢となった。 日中取引は、戻りを売られ、940.1ドルまで下落した。その後は、欧州中央銀行 (ECB)が利下げの可能性を示唆しなかったことやドル安を受けて押し目を買われ た。時間外取引の高値を突破すると、テクニカル要因の買いが入って9月5日以来の高 値971.3ドルを付けた。 米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げ見通しに加え、欧州中央銀行(ECB) が利下げの可能性を示唆しなかったことが支援要因になった。一方、11月の米小売売 上高は前月比0.3%増と予想外に増加した。市場予想は0.1%減。 パラジウム3月限は、時間外取引を999.00〜1028.00ドルのレンジで推 移し、前日比50.30ドル高の1019.50ドルとなった。3月限は高寄りしたの ち、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しを受けて堅調となった。 日中取引は、戻りを売られたが、欧州中央銀行(ECB)が利下げの可能性を示唆し なかったことやドル安を受けて押し目を買われると、時間外取引の高値を突破して一段 高となった。買い戻し主導で上昇し、11月6日以来の高値1124.00ドルを付け た。 13日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比386オンス減の21万 3950オンス、パラジウムは変わらずの5万3862オンス。 今日の材料 ・イングランド銀行(英中央銀行)は、政策金利を15年ぶり高水準となる5.25% に据え置き、金利が「長期にわたり」高止まりする必要があるとの認識を改めて示し た。 ・欧州中央銀行(ECB)は理事会で、政策金利の据え置きを決定した。据え置きは2 会合連続。インフレ期待の低下にもかかわらず金利は高水準にとどまると改めて確認 し、利下げ観測を押し戻した。 ・欧州中央銀行(ECB)は、インフレ見通しを一部引き下げた。約2年間で2%目標 を達成するとの見方が示され、来春にも利下げが実施されるとの観測が強まった。 ・11月の米輸入物価指数は前月比0.4%下落した。下落は2カ月連続。エネルギー 製品や自動車の価格下落を受けた。輸入物価の下落が来年の国内のインフレ率低下に寄 与する可能性があることが示唆された。 ・11月の米小売売上高は前月比で0.3%増えた。市場予想の0.1%減に反して増 加した。年末商戦が好調なスタートを切ったのが売り上げを押し上げた。 ・米新規失業保険申請件数は1万9000件減の20万2000件となった。市場予想 は22万件だった。 ・10月の米企業在庫は前月から0.1%減となった。市場予想(横ばい)に反して減 少した。減少は6月以来で、在庫投資が今四半期の経済成長の足かせとなる可能性を示 唆した。9月は0.2%増だった。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。