穀物4品見通し=コーンは模様眺めの様相強く膠着状態に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆1月限は12日にかけて浮上し1340セント台に達した後に崩れながら
も1300セント割れは回避した。その後も1320セントを上値抵抗線とする頭重い
足取りとなっている。また期近3月限も1340セントを割り込み上値を抑制されてい
る。
 懸念されていたブラジル産地中北部での乾燥も12月に入って降雨が続いていること
が上値抑制要因になっている。米国の需給見通しがほぼ確定されるなか、関心はブラジ
ルの天候に移っているが、今後しばらくの間は雨が見込まれており高温乾燥に対する警
戒感は和らいでいるため1月限は1320セントを、3月限は1340セントを上値抵
抗線にしての高下が続きそうだ。
 ブラジル中北部では18日以降に気温の上昇が予想されているため、高温乾燥が懸念
されるほどの状態になるかに注意が必要。
<コーン>
 シカゴコーン3月限は6日に493.75セントまで上昇した後は次第安で運ばれ、
480セントを割り込む水準まで軟化している。
 23/24年度の米国の需給緩和が織り込まれるなか、新規の手掛かりに乏しい状態
が続いている。ブラジル産地では高温乾燥や土壌水分過剰などが警戒されていたが、
ブラジルのコーン生育で重要となるのは大豆の収穫を終えた後に生育が開始されるサフ
リーニャコーンの方であるため、現時点での天候不良に対する警戒感は薄い。
 模様眺めの様相が強まっていることもあり、480セント前後での高下が続くと予想
される。
<小豆>
 ゼロ取組が続いている。依然として手出し難。
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