●短期見通しゴム、下値不安を維持する=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 急激な円高が上値を圧迫し、先高感は後退している。このまま円高環境が続くと、円
建てゴム相場は需給に関係なく下振れするリスクを抱える。18〜19日の日本銀行金
融政策会合がイベントリスクになる。上海ゴム市場では中国経済の減速懸念が織り込ま
れており、先高感は乏しい。一方、産地は安定した供給環境が続いている。まだ減産期
の織り込みよりも、短期供給環境安定の方が重視されている。9月に取引レンジが形成
された228〜240円水準での下げ止まりの有無が焦点になる。低在庫環境は維持さ
れていることには要注意。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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