●短期見通し穀物、コーンは安値低迷を維持する=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 トウモロコシは、需給緩和状態が嫌気され、安値低迷状態が続く見通し。前年度から
在庫水準が一気に切り上がっており、マクロ需給要因では値上がり余地はほとんど存在
しない。既に十分な値下りが進んだことで値崩れの必要性は乏しいが、逆に相場を押し
上げていくテーマは設定できない。南米産の天候リスクも積極的な売買テーマにできて
いない。
 大豆は、良好な需要環境からみて、下げ過ぎ感が強い。輸出、圧砕ともに需要は底固
いことがデータで確認できる状況が続いている。南米の天候リスク軽減で1400セン
ト台乗せに失敗した後の調整売りが優勢になっているが、1300セント水準では下げ
過ぎ感や値ごろ感が強い。アルゼンチンの穀物関連政策の不透明感もポジティブ。一
方、ブラジルの降雨見通しはネガティブ。新規売買材料が乏しくトレンド形成が難しい
が、現行価格からの下落余地は限定されよう。ただし、大きく上昇するには南米の天候
リスクが求められる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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