プラチナ市況=プラチナが続伸、先限は終盤にジリ高となり63円高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2023/12          2024/10    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,433   +143     9,436   +92  : 2,042.16   +18.17
銀          107.0    0.0     110.5   0.0  : 2,409.00   +26.00
プラチナ     4,416    +65     4,377   +63  :   958.30   +12.47
パラジウム   5,600   +300     5,600  +300  : 1,223.29   +42.81
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    143.70   +0.18  ユーロ・ドル相場   1.0961 +0.0038
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高と円安
を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安一服やドル建て現物相場の軟調を受けて
上げ一服ながら先限は正午前に59円高で堅調に推移。午後に入り、上げ幅を縮小した
が、終盤にジリ高となり、63円高で引けた。
 パラジウムは2月限が上昇した。他限月は出来ずも帳入値は300円高。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが61〜78円高、プラチナスポットが82
円高、パラジウムが300円高。
 推定出来高は、プラチナが1万1745枚、プラチナミニが1207枚、プラチナス
ポットが4990枚、パラジウムが1枚。
【先限は4400円超えなら買い戻し増で踏み上げ相場に】
 プラチナ先限は午後に入り、4381円まで上昇し、今月4日以来の高値をつけた。
今月8日の安値4138円を出発点に上昇基調に転換。4400円を上抜けると、買い
戻しが増えると予想。
 19日のニューヨークプラチナは期近1月限が945.2ドルまで下落。950ドル
割れとなり、手じまい売りが増えたが、18日の安値944.3ドルが支持線となり、
押し目買いが喚起され、反発に転じた。ユーロ高を背景にした金の上昇が追い風となっ
た。ニューヨークプラチナ高からドル建て現物相場は中長期波動線である200日移動
平均線が通る955ドルを再度、超えてきた。200日移動平均線を維持してクリスマ
ス休暇入りできるかに注目。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の956.50ドルから、ユーロ安を受
けて軟調となり、午前11時に952.50ドルの安値をつけた。しかし下値は堅く
早々に戻し、午後になり、961ドル台まで上昇。午後4時前に957ドル台まで押し
目を形成している。
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