金・銀午前=金が反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金が反落、銀は上昇。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その
後は、ドル建て現物相場の押し目を買われたが、円高に上値を抑えられた。銀はニュー
ヨーク高を受けて買い優勢となった。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が70〜36円安、金ミニが76.5〜
14.0円安、ゴールドスポットが27円安、銀が1.5〜3.8円高。
 午前11時2分現在の出来高は、金が1万8274枚、金ミニが4255枚、ゴール
ドスポットが3271枚、銀が15枚。
【NY金は利下げ期待も堅調な米経済指標で利食い売り】
 金は堅調な米経済指標をきっかけに利食い売りが出た。11月の米中古住宅販売戸数
は年率換算で前月比0.8%増の382万戸と市場予想に反して増加した。増加は6カ
月ぶり。12月の米消費者信頼感指数は110.7と11月の101.0から上昇し、
7月以来5カ月ぶりの高水準となった。市場予想の104.0も上回った。米連邦準備
理事会(FRB)の利下げ期待に変わりはないが、利下げ織り込みは行き過ぎ。
 米国が紅海での商船の安全確保に向け打ち出した多国間の取り組みは、なお実践面で
の詳細に欠き、多くの商船が引き続き紅海を迂回(うかい)、もしくは運航を停止する
状況で、海運業界の安心感につながっていないもよう。参加する軍艦の数、軍艦が到着
するまでの時間、攻撃を受けた場合の対処や防護を巡る計画など「正確に分からない」
とされた。一方、イエメンの親イラン武装組織フーシ派の指導者アブドルマリク・フー
シ氏は、米国がイエメンを標的とすれば、米軍艦を攻撃すると警告した。今後の行方を
確認したい。
 金先限は9356円まで下落した。ニューヨーク安や円高が圧迫要因になった。円相
場は1ドル=143円前後の円高に振れた。銀先限は114.3円まで上昇した。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR
B)の利下げ期待も堅調な米経済指標をきっかけに利食い売りが出て軟調となった。ア
ジア市場では、朝方の2032.21ドルから、ドル安を受けて堅調となった。
 午前11時現在、2035.60ドルで推移。銀は2423セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2042.16ドル、銀が2409セント。

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