[今日の視点]貴金属=金は小幅続落、円高が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が小幅続落して寄り付く見通し。金と銀は円高を受けて小幅安となろ
う。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安と円高を受けて軟調とな
ろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は10.66ドル高
の2045.82ドル、銀が16セント高の2439セント、プラチナが4.81ドル
安の963.09ドル、パラジウムは10.23ドル高の1213.18ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=142.07/09円で、前営業日の
大引け時点から0.90円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が9350円前後、銀は114.0円前後、プラチナは
4355円前後、パラジウムは5500円前後。
【NY金は米GDP確報値の下方修正が支援】
 金はきのうの海外市場では、米国内総生産(GDP)確報値の下方修正を受けて堅調
となった。
 金は米国内総生産(GDP)確報値の下方修正が支援要因になった。第3四半期の米
GDP確報値は年率換算で前期比4.9%増と、改定値の5.2%増から下方改定され
た。伸び率は2021年第4四半期以来の高水準だが、予想の5.2%を下回った。コ
ア個人消費支出(PCE)価格は2.3%上昇から2.0%上昇に下方改定された。来
年3月の米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待に変わりはない。一方、米新規失業
保険申請件数は2000件増の20万5000件となった。小幅な増加にとどまり、年
末が近づく中で米経済の基調的な力強さを示唆した。市場予想は21万5000件だっ
た。
 銀はきのうの海外市場では、米国内総生産(GDP)確報値の下方修正や金堅調が支
援要因になったが、上げ一服となった。
【NYプラチナは利食い売りが圧迫も下げ一服】
 プラチナはきのうの海外市場では、利食い売りが出たが、米国内総生産(GDP)確
報値の下方修正を受けて下げ一服となった。
 プラチナは利食い売りが圧迫要因になった。中国勢の買い意欲が強いがクリスマス休
暇を控えるなか、戻り場面で利食い売りが出た。ただ米国内総生産(GDP)確報値の
下方修正を受けてドル安に振れたことが下支えになった。来年3月の米連邦準備理事会
(FRB)の利下げ期待に変わりはない。
<今日の予定>
・消費者物価指数 2023年11月(総務省)
・金融政策決定会合議事要旨公表 10月30-31日分(日本銀行)
・英国内総生産 確報値 2023年7-9月期(国立統計局)
・英小売売上高 2023年11月(国立統計局)
・米個人所得・支出 2023年11月(商務省)
・米耐久財受注 2023年11月速報値(商務省)
・米新築住宅販売 2023年11月(商務省)
・米消費者信頼感指数 2023年12月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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