プラチナ午前=プラチナは反落、NY安と円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安と円高
を受けて売り優勢で始まった。その後は軟調となったが、円高が一服すると、下げ一服
となった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが45〜23円安、プラチナミニが
45.5〜29.0円安、プラチナスポットが44円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが7157枚、プラチナミニが893枚、
プラチナスポットが3046枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは利食い売りが圧迫も下げ一服】
 プラチナは利食い売りが圧迫要因になった。中国勢の買い意欲が強いがクリスマス休
暇を控えるなか、戻り場面で利食い売りが出た。ただ米国内総生産(GDP)確報値の
下方修正を受けてドル安に振れたことが下支えになった。来年3月の米連邦準備理事会
(FRB)の利下げ期待に変わりはない。
 プラチナ先限は夜間取引で4316円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=141円台後半まで円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の966.83ドルから、ユーロの
小動きを受け、もみ合いとなった。
 午前11時現在、プラチナは966.60ドル、パラジウムが1213.14ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが967.90ドル、パラジウムが
1202.95ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。