石油市況=原油は総じて続落、海外原油が安値から戻して下げ幅抑制

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2024/06   81,000     ±0  2024/06   81,500     ±0  2024/05   68,470   -450
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15:15 現在
NY原油    夜間取引 期近 2月限 74.38 ドル +0.32
ブレント原油   夜間取引 期近 2月限 79.51 ドル +0.12
ドル・円相場 15:15 現在   142.36 円  前営業日比  0.61 円の円高
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【市況】
 東京石油市場は原油が総じて続落。前日の海外原油先物が安値からは大きく切り返し
たものの軟調に引けるなか、為替も1ドル=142円台前半まで円高に振れていること
に圧迫された。ただこの日のアジアの時間帯の夜間取引が堅調に推移していることで、
下げ幅は抑制されている。なおこの日のドバイ原油の現物は軟調寄り後に戻している。
 原油は期近2本のみ小幅高、他限月はおおむね3ケタ安前半の下げ幅なった。ガソリ
ン、灯油はともに約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが変わらず、灯油が変わらず、軽油は出来ずだが、名目値で
100円高、原油が580円安〜410円高。中京ガソリンは500円安〜変わらず、
灯油は変わらず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が2839枚。中京
ガソリンが22枚、中京灯油が11枚。

【原油5月限は急落後に大きく切り返すが6万9000円が上値抵抗】
 原油が総じて続落。国内夜間取引の序盤にこの日の高値を付けたあと前半は下落する
展開。中盤にこの日の安値を付けたあとは大きく切り返したものの、日中取引の午後後
半に再び軟化した。
 原油の6番限である5月限は国内夜間取引の序盤に6万9400円の高値を付けたあ
と前半は下落する展開となり、中盤にこの日の安値となる6万7400円と高値からち
ょうど2000円下落した。その後は大きく切り返したが、6万9000円が上値抵抗
となった。

【ニューヨーク原油の時間外取引は堅調】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は堅調。2月限は午後3時15分現在、前日
比0.32ドル高の74.38ドル辺りで推移。

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