<大豆> シカゴ大豆3月限は支持線としていた1320セントを割り込み、21日に1300 セントを一時割り込んだ。 米国産大豆の生育、収穫が終了しているため、南米の生育見通しが材料視され一喜一 憂する展開が続いている。11月にかけて乾燥状態にあったブラジル産地中北部で雨が 降り続き、生育環境が改善していることで、当初懸念されていたほどの減産にはならな い可能性が高まってきたことが重石となっている。 来年の米利下げ着手観測が織り込まれていることでドルの上値が重いことが輸出増加 観測を強めているが、売り一巡となるまではブラジル産地の天候が材料視される可能性 は低い。目先は1300セントを巡る攻防になると予想される。1300セントを終値 で割り込んで低迷の場合、10月11日に付けた1282.50セントが次の下値メド になるとみる。 <コーン> シカゴコーン3月限は12月5日に490.75セントまで浮上する動きを見せた後 は、概ね続落となり、20日に468.25セントまで下落し、一代の安値を更新。そ の後、反発に転じているが470セント台半ばに近づくと上値が重くなり、頭の重さを 窺わせている。 米国の需給緩和が確定されていることが上値抑制要因。また、ブラジルの生育も大豆 の収穫を終えた後が本格的な生育時期となるため様子見ムードも強い。米国の利下げ観 測が強まるなかドル売りの動きが促されていることは輸出用需要増加期待を高めている ものの、現時点では反応は鈍い。 ブラジルの主力となるサフリーニャコーン生育が開始されるまでは模様眺めのなか、 米需給緩和見通しが重石となり、年内は470セント台前半での低迷場面が続きそう。 <小豆> 取組は引き続きゼロとなっており、手出し難となっている。 MINKABU PRESS
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