貴金属は、総じて上昇して寄り付く見通し。金はニューヨーク高を受けて買い優勢と なろう。銀はニューヨーク安を受けて小幅安となろう。プラチナ系貴金属(PGM)は プラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は4.32ドル高の 2052.76ドル、銀が16セント安の2417セント、プラチナが9.73ドル高 の973.63ドル、パラジウムは6.02ドル高の1205.50ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=142.41/43円で、前営業日の 大引け時点から0.05円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9401円前後、銀は113.6円前後、プラチナは 4400円前後、パラジウムは5500円前後。 【NY金は米FRBの利下げ期待が支援】 金は前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を受けて買い 優勢となったが、ドル安が一服すると、上げ一服となった。 金は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因になった。11月の米個人 消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.6%上昇し、伸びは10月の2.9%か ら鈍化した。伸びが3%を下回るのは2カ月連続。米FRBが来年3月に利下げに着手 するとの見方が一段と高まった。一方、11月の米耐久財受注は前月比5.4%増加し た。航空機の受注増が全体を押し上げて急増した。市場予想は2.2%増だった。12 月のミシガン大学消費者信頼感指数確報値は69.7と速報値の69.4から上方修正 された。事前予想は69.4。 米資産運用会社ブラックロックのグローバル債券担当チーフインベストメントオフィ サー、リック・リーダー氏は、債券市場は来年の米連邦準備理事会(FRB)の利下げ に過度な期待を寄せているとの認識を示した。同氏はインタビューで、市場はFRBが 早ければ3月から計150ベーシスポイント(bp)の利下げを開始するとみている が、これは行き過ぎだと指摘。 銀は前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因に なったが、ドル安一服をきっかけに利食い売りが出た。 【NYプラチナは米FRBの利下げ期待が支援】 プラチナは前週末の海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を受け て買い優勢となったが、ドル安が一服すると、上げ一服となった。 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因になった。米個人消 費支出(PCE)価格指数でインフレの伸びが鈍化し、来年3月の利下げ期待が強い。 ただ利下げ期待は行き過ぎとの見方もあり、ドル安が一服すると、利食い売りが出た。 <今日の予定> ●豪州、香港、欧米、南ア(クリスマス) ・景気動向指数 2023年10月改定状況(内閣府) ・貴金属取引 2023年12月限納会(大阪取引所) MINKABU PRESS 東海林勇行
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