プラチナ午前=プラチナは反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反発。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まった。その後は、円高に上値を抑えられた。パラジウムの商いは成立
しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが50円安〜35円高、プラチナミニ
が2.5〜41.0円高、プラチナスポットが27円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6662枚、プラチナミニが647枚、
プラチナスポットが2189枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナは米FRBの利下げ期待が支援】
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が支援要因になった。米個人消
費支出(PCE)価格指数でインフレの伸びが鈍化し、来年3月の利下げ期待が強い。
ただ利下げ期待は行き過ぎとの見方もあり、ドル安が一服すると、利食い売りが出た。
 プラチナ先限は夜間取引で4410円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。円相場は1ドル=142円台前半で円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、ほぼ動きなし。海外市場のクリスマス休暇を受け、
ほぼ動きがなかった。
 午前11時現在、プラチナは974.50ドル、パラジウムが1205.50ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが963.90ドル、パラジウムが
1199.48ドル。
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