シカゴ・コーン市況=概ね続伸、小麦高や強気な輸出受け買い優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
   2024/03    473.00      481.00      471.50      480.25      + 7.25
   2024/05    485.25      493.00      484.00      492.25      + 6.50
   2024/07    495.00      502.00      494.00      501.50      + 6.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        170,386        142,450        1,277,330 (-  327)

注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時の数字です。
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*米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(12月21日までの週)
 コーン:108万1777トン(前週改定値:95万9852トン)
 小 麦: 42万8663トン(前週改定値:28万4792トン)
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*米農務省発表の週間作物進度報告:今期の発表は終了。
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*米気象庁発表の6−10日予報(1月1日−1月6日)
 コーンベルト西部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
 コーンベルト東部の気温は平年並。雨量は平年を下回る〜平年並。
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 コーンは概ね続伸。終値の前営業日比は0.25〜7.25セント高。期近3月限は
7.25セント高の480.25セント。
 ロシアがウクライナ東部のドネツク州マリンカを制圧したと発表するなど、ウクライ
ナとロシアの対立が続くなかで、黒海地域からの供給不安が高まり小麦が大幅高となっ
たことが買い支援要因となった。また、米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が
強気な内容だったことも買い支援要因となった。
 シカゴコーン3月限は休場明けとなるなか473セントで取引を開始したが、その後
は引けにかけて値位置を切り上げる足取りを展開。480セント手前でもちあう場面も
見られたが、引け間際にはこれを突破して12月18日以来の高水準となる481セン
トの高値に到達。高値を離れたものの、480セント台を維持して取引を終えた。終値
ベースで480セント台を記録するのは今月15日以来。

 米農務省(USDA)が発表した12月21日までの週のコーン週間輸出検証高は
108万1777トンで前週改定値の95万9852トンを上回った。今年度の累計は
1123万5056トンで前年同期の891万7247トンを約26%上回った。
 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。

<ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州>
 今週後半から週末にかけて広い範囲で降雨が発生する見込み。この雨による大豆、コ
ーンへのダメージは発生することはないだろう。
<ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部>
 30〜31日にかけて局地的な降雨が続くが、年末から新年にかけては広い範囲で降
雨が発生するだろう。この雨は着サヤ期を迎えている大豆にとって慈雨となるもよう。

<アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部>
 ここ最近は頻繁に降雨が発生しており、土壌水分は潤沢が保たれているが、一部では
過剰となっている。23〜24日にかけての週末も降雨が発生。今週も生育に適した状
態が続くが、時おり降雨が発生する見込み。

<アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部>
 週末にはまとまった雨量を伴う降雨が発生。土壌水分が一部で過剰となっているが、
概ね大豆とコーンの生育に適した状態となっている。今後も時おり雨は見られるが、生
育に適した状況が続くもよう。
 シカゴ小麦は大幅上伸。期近3月限は615セントと休場前の水準で取引を開始する
とすぐに一段高となり、その後も引けにかけて上値を探る足取りを展開。今月8日以来
となる639.75セントまで上げ足を伸ばした後に高値を離れたが、前日比20セン
ト高の636.25セントと大幅高で引けを迎えた。
米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
 先週末にロッキー山脈東部から低気圧が入り込み、プレーンズ南部では広い範囲で降
雨が発生したほか、ネブラスカ州の一部地域では吹雪が続いている。この状況は27日
まで続く見通しだが、週後半から週末にかけて雨、雪ともに止む見通し。

今日の材料
・ブラジル南部では今週後半から週末にかけて広い範囲で降雨が発生へ。
・ブラジル中部産地では30〜31日にかけて局地的な降雨が、年末から新年に
 かけては広い範囲で降雨が発生。
・アルゼンチン産地の一部では土壌水分過剰ながら全体的に良好な生育環境が続く。
・米プレーンズ中北部の小麦産地では週半ばまで降雨または降雪発生。
・12月21日までの週のコーン週間輸出検証高は108万1777トンで前週改定値
 の95万9852トンを上回る。
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