［本日の見通し］ゴム＝売り優勢の展開か、ドル円や上海ゴムに注目

　ＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間が
軟化したことを受けて、売りがやや優勢となった。だが、その後は、ドル・円が１ドル
＝１４２円台後半の円安に振れたことから、一部限月はプラスサイドに振れた。
　今日のＪＰＸゴムＲＳＳ３号は、ドル円の動きに注目したい。今日から欧米勢がマー
ケットに戻ってくることもあり、ドル・円の値動きが再び大きくなる可能性がある。今
日は仲値に向けて買いが先行しているが、１４３円の手前では上値が重くなっている。
同水準で切り返されるようなら、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号にとって弱材料となる。
　また、上海ゴムの中心限月の５月限は、節目の１万４０００元目前で戻りが鈍くなっ
ている。上海ゴムが１２月６日からの戻りがいっぱいとなれば、ＪＰＸゴムＲＳＳ３号
も売り圧力が強まりそうだ。
　午前９時５６分時点の円相場は１ドル＝１４２．７０円付近で推移している。

　午前９時５６分時点のゴムＲＳＳ３号活発限月の６月限は同変わらずの２４９．６
円。今日の日中、予想される３月限のレンジは２４５．０〜２５２．０円前後。

　今後一週間先までのＲＳＳ３号５月限の予想レンジは２３０．０〜２６０．０円。
テクニカルからの下値支持線は２４０．０円（節目）、上値抵抗線は２５５．０円（節
目）。

MINKABU PRESS

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