ゴム午前=総じて小幅高、上海ゴムが下げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて小幅高。寄り付きでは、上海夜間が軟化したことを受け
て、売りがやや優勢となった。その後は、ドル・円が1ドル=142円台後半の円安に
振れたことから、一部限月はプラスサイドに振れた。中盤に入ると、日中取引のシャン
はゴムが下げ幅を縮小したことから、小じっかりと推移している。
 TSR20は出来ず。

 午前11時50分現在のRSS3号は前営業日比0.6セント安〜1.0円高。活発
限月の期中6月限は同0.9円高の250.5円、期先12月限は出来ず、推定出来高
は311枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムは1万4000元目前で伸び悩み】
 上海ゴムは、売りがやや優勢となっている。中心限月の5月限は、25日の取引で一
時1万3980元まで上昇したが、節目の1万4000元目前で戻り売りを浴びた。昨
日、そして今日も1万3900元台には突入するものの、1万4000元を上抜けずに
いる。

 5月限は、12月6日に1万3115元まで下落後、戻りを試す場面となっていた
が、1万4000元手前で戻りいっぱいとなれば、目先、売り圧力が強まる可能性が高
まる。JPXゴムRSS3号にとっても、弱材料となる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は4月限のみ約定し、0.2セント高。TSR20
は買いがやや優勢で推移し、0.4〜1.2セント高。

 上海ゴムは買い優勢。午前11時00分現在、指標限月の2024年5月限は、前営
業日比15元安の1万3860元となっている。

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