プラチナ市況=プラチナは続伸、上値は重いながらも堅調に推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,463    +35     9,469  + 30  : 2,065.16   + 2.33
銀          111.0    0.0     114.3   0.0  : 2,414.00   -22.00
プラチナ     4,463    +31     4,413  + 27  :   979.61   + 9.11
パラジウム   5,500      0     5,500    0   : 1,187.48   -22.02
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    142.57   +0.31  ユーロ・ドル相場   1.1014.  +0.0018
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはドル建て現物相場の上
昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、1ドル=142円台後半の円安、ドル建て
現物相場の堅調地合いから午前11時過ぎに期先は30円超の上昇で推移。その後、上
げ幅を縮小し、正午過ぎに25円高で推移。午後は上値は重いながらも堅調に推移し
た。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが27〜33円高、プラチナスポットが36
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが9475枚、プラチナミニが727枚、プラチナスポット
が1869枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ・ドル建て現物価格は年明けの早い時期に1000ドル超え予想】
 プラチナ先限は4426円まで上昇した。抵抗線の4430円超えにはならなかった
が、午後は4400円が支持線になり、堅調に推移した。
 ニューヨーク・プラチナは中心限月は期近4月限に移行。4月限は26日の取引で
1001.6ドル台まで上昇。1000ドル台は維持できなかったが基調は依然として
上向き。
 現物価格ベースで金とのサヤは約1085ドルあり、金に対して割安。来年の米金利
の引き上げ観測シナリオが崩れなければ、年明けの早い時期に現物価格も1000ドル
超えがあると予想。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調に推移。朝方に974.50ドルまで押し目を
形成したが、早々に981ドル台に切り返した。午前9時前からは980ドルを挟んで
推移し、一時982ドル台に上昇。午後になり、975ドル台に反落場面があったが、
午後3時半過ぎに982ドル近くまで急反発。
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