海外市況サマリー(27日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2024/ 2 2,093.1  + 23.3    シカゴ大豆   2024/ 3  1,320.50  + 1.50
NY銀   2024/ 3 2,464.1  + 24.5    シカゴコーン  2024/ 3    476.50  - 3.75
NYプラ  2024/ 4 1,014.6  + 19.0    NY原油   2024/ 2     74.11  - 1.46
NYパラ   2024/ 3 1,157.70 - 31.70   ドル・円              141.81  - 0.62
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は141.80円台で推移
 ドル円は1ドル=142円台での小幅な値動で推移したが、ニューヨーク時間の終盤
に141円台半ばまで急落となった。
 この日は東京時間に日銀の12月決定会合分の議事要旨が公表された。会合前は植田
総裁や氷見野副総裁の発言で、マイナス金利解除への思惑が高まり、為替市場は円高が
強まったが、日銀は政策を据え置いた。
 議事要旨では、出口戦略に関して審議委員の間で意見が分かれたことが強調された。
ある委員は正常化のタイミングが近づいていると主張したが、別の委員は、春闘の結果
を待つべきとの意見が出ている。
 市場は1月解除の可能性も見ているが、現状は4月が有力視されそうだ。タイミング
については意見が相違うものの、マイナス金利解除の方向性については一致しているも
よう。来年も日銀決定会合は市場を動かすイベントとなりそうで、次回の決定会合は1
月22−23日に開催される。

◎NY貴金属=総じて上昇、米国債の利回り低下が支援
 ニューヨーク金は続伸、銀は反発。
 金2月限は続伸。時間外取引では、ユーロの小動きを受けてもみ合いとなった。欧州
時間に入ると、利食い売りが出たが、ドル安を受けて押し目は買われた。日中取引で
は、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待や米国債の利回り低下を受けて買い優勢
となった。
 銀3月限は米国債の利回り低下や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続伸、パラジウムは続落。
 プラチナ4月限は続伸。時間外取引では、ユーロの小動きを受けてもみ合いとなっ
た。欧州時間に入ると、利食い売りに上値を抑えられた。日中取引では、米国債の利回
り低下や金堅調を受けて買い優勢となった。
 パラジウム3月限は戻り売り圧力が強まって軟調となった。

◎LME=全面高、欧米株高を受け買い優勢に
 アルミ3カ月物は続伸。2321ドルで小安く取引を開始した後に2300.50ド
ルまで値を落とした。買い戻された後、しばらくもみあったが、抵抗線として意識され
た2320ドルを上抜いたことで上昇に弾みがつき、2380ドル台まで値を飛ばし
た。その後も欧米株高の堅調な足取りを手掛かりにした買いが続くなか、上値を探る足
取りを展開。終盤に今年4月24日につけた2400ドルと顔合わせとなるまで一段高
となった。高値圏を維持したまま引けを迎えた。
 銅3カ月物は大幅反発。8577.50ドルと小高く寄り付いた後に値位置を切り上
げながらも8600ドル台前半での高下が続いた。その後、欧米株高を手掛かりにした
買いを受け8650ドルを上抜いたことで更に地合いを引き締めた。8月1日以来の高
値となる8715ドルに到達した後、高値を離れたが8680ドルを支持線とする高も
みあいとなり、この日の高値圏で引けを迎えた。

◎NY原油=反落、航行再開で紅海を巡る懸念がやや後退
 ニューヨーク原油は反落。
 イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)が紅海でイスラエルが関与する商船に
対する妨害行為を継続している一方、海運大手マースクが数十隻のコンテナ船を紅海や
スエズ運河を通過させることを計画していると発表しており、警戒感が後退している。
仏海運大手CMA CGMも紅海を経由した航行を再開する方向にある。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。原油安に連動した。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近が小幅続伸、コーンは小麦安などから反落
 大豆は期近は小幅続伸。
 期近限月はブラジルの乾燥がイールドに与えた影響が警戒されるなか買い優勢で運ば
れたが、期中以降は米利下げ着手観測を受けてドルの頭重い足取りが続いているにもか
かわらず、新規の大口成約が見られていないことが輸出用需要に対する失望感を強め売
り優勢となった。

 コーンは軒並み反落。
 ブラジルでは降雨が続くとの予報が発表されたことで大豆の収穫後に生育が開始され
るサフリーニャコーンの初期段階の生育環境は良好になるとの見通しが強まったこと
や、小麦の軟調な足取りが手がかりとなり、売り優勢で運ばれた。

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