穀物相場は既に年末を控えての持ち高調整に終始している。黒海でウクライナとロシ アの戦闘が激化していることが警戒されるが、26日の急伸地合に対して27日は早く も利食い売り優勢の展開になった。年末が近づく中、持高調整に終始している。ブラジ ルでは降雨が報告されているが、これで大きく売り込むような動きもみられない。ドル 安環境からの支援も鈍く、原油相場の乱高下に対する反応も鈍くなっている。 中国政府は、国内の種子会社に対して遺伝子組み換えトウモロコシ、大豆の生産や流 通を承認した。直ちに普及が進むものではないが、これまでの遺伝子組み換え技術に対 する慎重姿勢が解消されている。中国国内での増産が実現すれば、海外からの輸入量は 抑制される可能性がある。中国の食糧安全保障を巡る動向にも注目したい。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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