プラチナ市況=プラチナは続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,470     +7     9,464    -5  : 2,084.88   +19.72
銀          111.0    0.0     114.3   0.0  : 2,439.00   +25.00
プラチナ     4,512    +49     4,451   +38  :   999.38   +19.77
パラジウム   5,300   -200     5,300  -200  : 1,158.50   -28.98
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    141.09   -1.48  ユーロ・ドル相場   1.1108  +0.0067
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まったのち、円高に上値を抑えられえたが、ドル建て現物相場の堅調や
円高一服を受けて押し目を買われた。午後に入ると、円高再開に上値を抑えられた。パ
ラジウムの商いは成立せず、帳入値で下落した。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが38〜49円高、プラチナスポットが50
円高、パラジウムが200円安。
 推定出来高は、プラチナが1万6812枚、プラチナミニが1277枚、プラチナス
ポットが5936枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは1000ドル台で上値を伸ばせるかどうか】
 プラチナ先限は11月1日以来の高値4475円を付けた。ニューヨーク高が支援要
因になった。円相場は1ドル=141円台前半の円高に振れた。
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待などが支援要因になった。ドル
建て現物相場は1000ドル台を回復しており、高値での買いが続くかどうかが焦点で
ある。欧州の景気後退懸念に加え、中国経済の先行き懸念が残っており、高値での買い
が見送られると、利食い売りが出て調整局面を迎える可能性がある。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の997.86ドルから、ドル安を受け
て堅調となった。午後に入ると、1001ドル台で上げ一服となった。
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