[今日の視点]貴金属=金が続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、金が続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢
となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高と円安を受けて堅
調となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は19.88ドル安
の2065.00ドル、銀が41セント安の2398セント、プラチナが3.62ドル
高の1003.00ドル、パラジウムは26.50ドル安の1132.00ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=141.27/28円で、前営業日の
大引け時点から0.18円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が9400円前後、銀は113.0円前後、プラチナは
4470円前後、パラジウムは5300円前後。
【NY金は米国債の利回り上昇やドル高が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇やドル高を受けて売り優勢となっ
た。
 金は米国債の利回り上昇やドル高が圧迫要因になった。米新規失業保険申請件数は1
万2000件増の21万8000件となった。2週連続で増加し、労働市場が減速して
いる可能性を示したが、歴史的な低水準付近にとどまっていることから、米国債の利回
りが上昇し、ドル高に振れた。また米7年債入札で最高落札利回りが発行日前利回り
(WI)を上回った。ただ米連邦準備理事会(FRB)の3月利下げ見通しに変わりは
なく、今後発表される経済指標を確認したい。
 銀はきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
【NYプラチナは株高で買い戻される】
 プラチナはきのうの海外市場では、株高を受けて買い戻し主導で上昇した。パラジウ
ムはドル高を受けて軟調となった。
 プラチナは株高が支援要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待を受
けて株高に振れた。ただ米7年債入札で最高落札利回りが発行日前利回り(WI)を上
回ったことを受けて米国債の利回りが上昇しており、利食い売りも警戒される。一方、
中国人民銀行(中央銀行)は、マクロ経済政策の調整を強化すると発表した。経済を下
支えし、物価の上昇を促すためだと説明している。
<今日の予定>
・シカゴ購買部協会景気指数 2022年12月(シカゴ購買部協会)
・建玉明細報告(CFTC)
MINKABU PRESS 東海林勇行

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