プラチナ市況=プラチナは続伸、NY高や円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,416    -54     9,422   -42  : 2,072.40   -12.48
銀          111.0    0.0     114.3   0.0  : 2,388.00   -51.00
プラチナ     4,546    +34     4,508   +57  : 1,006.71    +7.33
パラジウム   5,300      0     5,300     0  : 1,130.89   -27.61
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    141.29   +0.20  ユーロ・ドル相場   1.1069  -0.0039
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはニューヨーク高や円安
を受けて買い優勢で始まったのち、円安などを受けて堅調となった。午後に入ると、ド
ル建て現物相場の押し目を買われたことを受けて上値を伸ばした。パラジウムの商いは
成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが30〜57円高、プラチナスポットが16
円高、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万3078枚、プラチナミニが947枚、プラチナスポ
ットが3171枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナ先限は8月31日以来の高値4508円を付けた。ニューヨーク高や円安が
支援要因になった。円相場は1ドル=141円台半ばまで円安に振れた。
 プラチナは株高を背景に買い戻し主導で上昇した。米連邦準備理事会(FRB)の利
下げ期待などが支援要因になった。ただ3月利下げの見方は行き過ぎとみられている。
また中国勢が高値での買いを見送っていることも上値を抑える要因である。利食い売り
が出ると、1000ドル台で上値を伸ばすのは難しそうだ。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の1003.00ドルから、上げ一
服となったが、ドル安を受けて押し目を買われた。午後に入ると、ドル安が一服した
が、金堅調を受けて下値は限られた。
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