海外市況サマリー(3日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2024/ 2 2,042.8  - 30.6    シカゴ大豆   2024/ 3  1,277.00  + 3.50
NY銀   2024/ 3 2,315.7  - 79.6    シカゴコーン  2024/ 3    465.25  + 1.50
NYプラ  2024/ 4   987.1  - 11.2    NY原油   2024/ 2     72.70  + 2.32
NYパラ   2024/ 3 1,071.10 - 12.80   ドル・円              143.24  + 1.25
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は143.20円台で推移
 為替市場はドル買いの動きが強まり、ドル円は一時1ドル=143.70円台まで急
上昇した。
 米株式市場が軟調なスタートを切るなど、新年に入り、昨年末と逆の動きが出てい
る。為替市場は、米国債利回りの上昇と伴にドルの買い戻しが強まった。
 今週は金曜日の米雇用統計など重要イベントが目白押しで、市場もその情報をもとに
短期的な相場の方向感を確認したがっている。
 市場は早期利下げ開始期待が一層高まり、今年は0.25%ポイントずつなら6回以
上の利下げの可能性まで織り込んでいる。ただ、その後のFOMC委員の発言を聞いた
限りにおいては、市場の利下げ期待をけん制する発言が相次いでいる状況。果たしてど
のような議論が行われたのか注目される。

◎NY貴金属=軒並み下落、株安・ドル高が圧迫
 ニューヨーク金は急反落、銀は大幅続落。
 金2月限は急反落。時間外取引では、レバノンでのハマス幹部殺害などを受けて押し
目を買われた。欧州時間に入ると、ドル高を受けて戻りを売られた。日中取引では、株
安に振れ、ドルが買い戻されたことを受けて売り優勢となった。
 銀3月限はドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は続落。堅調を受けて押し目を買われた。欧州時間に入
ると、ドル高を受けて戻りを売られた。日中取引では、リスク回避の動きとなるなか、
手じまい売りなどが出て軟調となった。
 パラジウム3月限はリスク回避の動きを受けて売り優勢となった。

◎LME=軒並み続落、引き続きドル高基調や米株安が重石に
 アルミ3カ月物は続落。2326ドルと売りが先行して取引を開始した後も下値を探
る足取りを展開。米ドル高・株安傾向を映した売りに2287ドルの安値まで値を沈め
る場面が見られた。銅が下げ幅を縮小するのに伴って買い戻されて終盤に2300ドル
台を回復。ただ戻りは限られ軟調に取引を終えた。
 銅3カ月物は小幅続落。8530ドルで小安く寄り付いた後、8542ドルまで値位
置を切り上げた。昨年末に8月1日以来の高値をつけたことによる高値警戒感、欧米株
安やドル高基調が重石となって値位置を落とし、一時8455ドルの安値まで軟化。た
だ、チリ銅委員会(Cochilco)が昨年11月の銅生産量が前年同月比で2.3
4%減少の44万2800トンと発表したこともあって買い戻され8500ドル台を回
復して終えた。

◎NY原油=反発、リビアの生産停止やイランに対するテロ攻撃で
 ニューヨーク原油は反発。
 リビア最大級のシャララ油田が生活環境の改善を訴える住民の抗議活動によって生産
を停止したことが買い手掛かり。シャララ油田の生産量は日量30万バレルで、生産停
止が長引くと欧州市場の供給不足が意識される可能性がある。
 イランの爆発で100人程度の死者が発生したことは中東情勢のリスク要因。
2020年に米国が殺害したイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官の追悼式典で爆発が
発生しており、イラン当局はテロ攻撃との認識を示した。米国やイスラエルの関与が疑
われている。ただ、米国は関与を否定している。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反発。原油高に連動した。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は当限と期先限月以外は反発、コーンはまちまち
 大豆は当限と期先限月以外は反発。終値の前営業日比は今月納会を迎える当限と出来
高が薄い期先限月が4.50セント〜1.25セント安だが、それ以外は1.25〜
3.50セント高。期近3限月の終値は3.50セント高の1277.00セント。
 前日の大きな下落の後で修正のための反発場面を迎えた。ただ、ブラジル産地で降雨
に恵まれて居ることに加え、生育状態が良好であること、アルゼンチンの増産見通しが
重石となった。また、ドル高・米株安やチャートの悪化もあって上値は抑制された。

 コーンはまちまち。
 ブラジル産地で降雨が発生し、二期作コーンの生育に適した生育環境となっているこ
とが弱材料視されるなか、3月限は一代の安値を更新する場面も見られたが、売り警戒
感が強まるなか修正が入り、自立反発に転じた。ただ、ドル高で米株安で上値が重く、
戻りは限られた。

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