●レビュー金、年末年始で過熱感解消の利食い売り=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 29日のニューヨーク金先物相場は、前日比11.70ドル安の2071.80ド
ル。年末を控えての持高調整が中心の展開になる中、下落した。特段の新規売買材料は
見当たらなかったが、最近の米金利低下・ドル安圧力に対して修正が見られ、金相場も
それにつられる形で利食い売り優勢の展開になった。年末で市場参加者も少なく、値幅
は大きかったが積極的な売買は行われていない。前年比では248.60ドル高となっ
ている。
 2日のニューヨーク金先物相場は、前日比1.60ドル高の2073.40ドル。昨
年末に向けての堅調地合を引き継ぎ、年初の取引では小幅続伸した。一時
2088.10ドルまで上昇している。年末年始の中東やウクライナ情勢の緊迫化もポ
ジティブ。ただし、利下げ観測の織り込みに過熱感が認められることで、本日は米金利
上昇・ドル高圧力が優勢になり、高値からは大きく下押しされる展開になった。前日比
ではほぼ横ばいの値動きに留まっている。
 3日のニューヨーク金先物相場は、前日比30.60ドル安の2042.80ドル。
為替がドル高気味に推移したことで、利食い売り優勢の展開になった。早期大幅利下げ
観測の織り込みが過熱と評価されており、米金利低下圧力の一服と連動してドル売り・
金買いポジションにも調整が入っている。引け後に米連邦公開市場委員会(FOMC)
議事要旨が公表されたが、金相場に対する影響は限定的だった。利下げの方向性が確認
されるも、時期などについて踏み込んだ言及はみられなかった。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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