(NY時間09:49)(日本時間23:49) カルメイン・フーズ<CALM> 56.01(+1.15 +2.10%) 鶏卵のカルメイン・フーズ<CALM>が前日引け後に9-11月期決算(第2四半期)を発表し、価格下落で売上高は35%の減収となったものの予想は上回った。ただ、1株利益は価格下落を補えず、予想を大きく下回っている。 同社は、カンザス州で広がった鳥インフルエンザによって150万羽余りが処分され、総飼養数の約3%を失ったことを明らかにした。米農務省の発表では、2022年初以降に米国で広がった鳥インフルエンザで8000万羽近くが処分されている。同社は12月に、施設の1カ所で最初に鳥インフルエンザに感染したと発表し、近隣の施設に広がったとしている。 ただ、株価は時間外で下落し、通常取引も売り先行で始まったものの、直ぐに買い戻しが入りプラス圏に浮上している。 (9-11月・第2四半期) ・1株利益(調整後):0.35ドル(予想:0.83ドル) ・売上高:5.23億ドル(予想:5.16億ドル) ・鶏卵販売数量(ケース):2億8817万ケース ・平均販売価格(ケース):1.73ドル 【企業概要】 米国の南西部・南東部・中西部・中部大西洋地域で、鶏卵と卵製品を生産・販売する。ヒナの孵化、子牛・産卵・育種の群れの育成・維持、飼料製造、卵の生産・加工・包装・販売までを一貫して行い、Egg-Land’s Best等のブランドで、有機・平飼い・菜食飼料卵やオメガ3添加卵などを取り扱う。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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