大豆週間展望=シカゴ大豆3月限は1200セント台後半で低迷か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
              [1月8日からの1週間の展望]
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         週間高低(カッコ内は日付)             1月4日 〜1月5日
<東京一般>     始 値    高 値      安 値    終 値    前週末比
   先限         64,000     64,000        64,000    64,000      0
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<シカゴ>4日終値  前週末比   |<主要統計データ> (12月28日まで)
      24/ 1 1262.00  -31.50   |輸出検証高:96万1,694トン
      24/ 3 1267.50  -30.50   |輸出成約高:5日に発表予定
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 144.91円  前週末比 3.62円の円安
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 【前週のレビュー】シカゴ大豆は期近3月限は1320セント前後でのもちあいか。
ブラジル産大は天候相場終盤で新規材料不足とした。
 【シカゴ大豆3月限は下値模索】
 シカゴ大豆3月限は昨年末以降、崩れに転じて1300セントを割り込み1290.
50セントで今年の取引を開始した。年明け後も軟調地合い変わらず、4日に1265
セントまで下落し、下値を模索した。
 警戒されてきたブラジルの高温乾燥も同国産地で降雨が続いて作柄が改善しているほ
か、これから収穫が本格化する時期を迎え米国の大豆輸出が圧迫される可能性が高まっ
ていることが重石になっている。また、昨年は大減産となったアルゼンチンの生産量の
大幅回復が見込まれることも弱材料。
 ドルに売り一巡感も強まるなど、米国の輸出を巡る環境が弱気となっているだけに上
値は重く、1200セント台後半での低迷が続くと予想される。12日に米農務省(U
SDA)から月例需給報告、四半期在庫の発表があり、買い戻しの動きがあれば、自律
修正高の可能性はあろう。
 【東京大豆は新規売買は見込めず】
 東京大豆は、先限の総取組高ゼロ状態を継続。今後も新規売買は見込めず。

 【当面の予定(イベント・経済統計)】
 8日 成人の日
    独貿易収支 2023年11月(連邦統計庁)
    独製造業受注 2023年11月(経済技術省)
    ユーロ圏小売売上高 2023年11月(EUROSTAT)
    米消費者信用残高 2023年11月(FRB)
    米週間穀物輸出検証高(USDA)
 9日 全世帯家計調査・消費支出 2023年11月(総務省)
    独鉱工業生産指数 2023年11月(経済技術省)
    ユーロ圏雇用統計 2023年11月(EUROSTAT)
    米貿易収支 2023年11月(商務省)
10日 米卸売在庫 2023年11月確報値(商務省)
11日 米新規失業保険申請件数(労働省)
    米消費者物価指数 2023年12月(労働省)
    米財政収支 2023年12月(財務省)
    米週間穀物輸出成約高(USDA)
12日 国際収支(経常収支) 2023年11月(財務省)
    中国消費者物価指数 2023年12月(国家統計局)
    中国生産者物価指数 2023年12月(国家統計局)
    中国貿易収支 2024年12月(税関総署)
    英貿易収支 2023年11月(国立統計局)
    英鉱工業生産指数 2023年11月(国立統計局)
    米生産者物価指数 2023年12月(労働省)
    世界穀物・需給報告(USDA)
     米国産穀物・需給報告(USDA)
       穀物四半期在庫(USDA)
    建玉明細報告(CFTC)

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