前週は上値の重い展開になった。年末年始を挟んでブラジルで降雨が観測されている ことが嫌気されている。ブラジル産の供給不安緩和がトウモロコシと大豆相場の上値を 圧迫した。トウモロコシ相場は一代安値を更新し、大豆相場は1300セントの節目を 完全に下抜く展開になっている。年初から為替がドル高に振れたこと、米国産の輸出が 年末に向けて鈍化したこともネガティブ。小麦相場は黒海からの供給不安、中国の買い 付け観測で底固く推移した。 今週も上値の重い展開が続く見通し。ブラジルの天候次第だが、雨がちの天候が続く と軟調地合が引き継がれよう。ただし、12日に米農務省(USDA)需給報告と四半 期在庫の発表を控えるため、イベントリスクから大きく値を崩すことはない見通し。需 給報告では南米産の生産高見通しの修正状況が注目されるが、これと四半期在庫にサプ ライズがなければ、ブラジルの降雨の有無で決まる地合が続こう。 予想レンジは、トウモロコシが450〜470セント、大豆が1230〜1290セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。