【場況】 金は急反落。金はニューヨーク安と円高を受けて売り優勢で始まった。その後は、ド ル建て現物相場の堅調が下支えになったが、円高を受けて戻りを売られた。銀は4月限 が夜間取引で上昇し、日中取引で変わらずとなった。 午前11時5分現在の前営業日比は、金標準が138〜92円安、金ミニが 139.0〜110.0円安、ゴールドスポットが101円安、銀が変わらず。 午前11時5分現在の出来高は、金が3万4879枚、金ミニが5432枚、ゴール ドスポットが9518枚、銀が2枚。 【NY金はドル高一服も上値重い】 金は米労働市場の堅調が圧迫要因になった。12月の米雇用統計は、非農業部門雇用 者数が前月比21万6000人増と、伸びは市場予想の17万人を上回った。賃金も引 き続き底堅いペースで上昇した。一方、12月の米ISM非製造業総合指数は50.6 と前月の52.7から低下し、23年5月以来の低水準となった。週明けはドル高に振 れたが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しに変わりはなく、ニューヨーク時 間にドル高が一服した。米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、物価上昇による リスクと雇用の伸び悩みによるリスクとの間で経済全体のバランスが取れてきたとはい え、インフレ抑制を確実に継続させるため、引き締めの姿勢を崩していないと述べた。 イスラエルは北隣のレバノン南部に対する攻撃を実施し、親イラン組織ヒズボラの精 鋭部隊「ラドワン部隊」に所属する司令官を殺害した。ブリンケン米国務長官は、パレ スチナ自治区ガザでの一段の紛争拡大阻止に向けた外交的な働きかけの一環として、ア ラブ諸国首脳らと会談した。ガザの保健当局は少なくとも247人が死亡したと明らか にしており、中東情勢の行方を引き続き確認したい。 金先限は9376円まで下落した。ニューヨーク安と円高が圧迫要因になった。円相 場は1ドル=143円台前半の円高に振れた。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FR B)の利下げ期待は行き過ぎとの見方から手じまい売りが出た。アジア市場では、朝方 の2028.78ドルから、ドル安を受けて堅調となった。 午前11時現在、2032.12ドルで推移。銀は2311セントで推移。前営業日 の大引け時点は金が2044.33ドル、銀が2309セント。 MINKABU PRESS
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。