NY原油市況=反発、中東情勢の混乱の長期化を警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/02     70.91       72.93       70.47       72.24        + 1.47
  2024/03     70.92       72.99       70.63       72.29        + 1.37
  2024/04     71.24       73.00       70.74       72.33        + 1.31
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     577,241             891,215             1,591,022    ( + 15,676)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/02     265.04    + 7.35
                            2024/03     260.04    + 6.39
         改質ガソリン       2024/02     207.68    + 4.90
                            2024/03     210.32    + 4.85
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が1.37〜
1.47ドル高。その他の限月は0.09〜1.31ドル高。
 イスラエルによるパレスチナ自治区への侵攻が今年も継続する見通しであることが相
場を支えた。ヒズボラやアンサール・アッラー(フーシ派)など各地の武装組織からイ
スラエルに対する攻撃が続く見通しで、中東情勢の混乱が意識されている。イスラエル
とヒズボラの交戦は激化しており、9日にはイスラエル北部ツファットの司令部がドロ
ーン攻撃を受けて被害が発生した。
 石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産合意を遵守しつつ、昨年12月のロシアの
原油生産量が日量957万バレルと、昨年3月以来の低水準となったと伝わったことは
支援要因。OPECプラスの舵取り役であるロシアはサウジアラビアとともに生産を引
き続き調整している。
 米エネルギー情報局(EIA)が9日に発表した月報で、2025年の世界の需要見
通しが初めて公表され、日量1億0367万バレルと楽観的だったことも支援要因。
2024年は日量1億0246万バレルまで上方修正されている。
 時間外取引で2月限は買い戻しが優勢となり、一時72.93ドルまで上げた。通常
取引が始まると上げが一服したものの、前日に急落した反動もあって戻り歩調を維持し
た。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。原油高に連動した。
今日の材料
・エクアドルで非常事態宣言、ギャングのリーダーが脱獄
・アンサール・アッラー、UAEによる偽旗作戦を警告
・イラン、イスラエルに関与するUAEのタンカーを拿捕=シャファク・ニュース
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