海外市況サマリー(10日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金   2024/ 2 2,027.8  -  5.2    シカゴ大豆   2024/ 3  1,236.50  -12.00
NY銀   2024/ 3 2,306.6  -  2.5    シカゴコーン  2024/ 3    459.50  + 0.25
NYプラ  2024/ 4   929.6  - 13.9    NY原油   2024/ 2     71.37  - 0.87
NYパラ   2024/ 3   995.20 +18.30    ドル・円              145.73  + 1.25
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は145.70円台で推移
 NY為替市場でのドル円は1ドル=145円台を回復して始まった。11日に米消費
者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見気分が広がる中で、ドル円は中盤にかけて
145.80円台まで上昇した。市場は3月利下げ開始の可能性をまだ排除できない中
で、米CPIは総合インフレの鈍化が一服すると見られている。
 これまでインフレ鈍化の主因となっていたガソリン価格が12月は小幅に上昇してい
たことが要因。一方、財価格のデフレは総合とコアそれぞれの指数を引き続き圧迫する
と予想されるが、企業が在庫削減に成功すれば、このディスインフレ要因も今後数カ月
で弱まると見られている。最終的には、住宅インフレのペースが鈍化しても、コア指数
のインフレは年内はFRBの目標である2%を上回る水準で推移すると見られているよ
うだ。
 能登半島地震で日銀の1月の政策修正観測も後退しており、日本株がバブル崩壊後の
高値を更新する中、リスク選好の円売りの動きもドル円を押し上げているもよう。

◎NY貴金属=総じて続落、米国債の利回り上昇で
 ニューヨーク金、銀は続落。
 金2月限は続落。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待の行き
過ぎが警戒されるなか、軟調となった。欧州時間に入ると、ドル高一服を受けて地合い
を引き締めた。日中取引では、米国債の利回り上昇を受けて売り優勢となった。
 銀3月限は米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反発。
 プラチナ4月限は続落。時間外取引では、金軟調を受けて売り優勢となった。欧州時
間に入ると、ドル高一服を受けて地合いを引き締めたが、戻りは売られた。日中取引で
は、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢となった。
 パラジウム3月限は買い戻されて下げ一服となった。他の貴金属の軟調を受けて戻り
を売られたが、ドル高一服が下支えになった。

◎LME=アルミは反落、銅は米CPIの発表を控え買い戻しで小反発
 アルミ3カ月物は反落。売りが先行し2243.50ドルで軟調に取引を開始。ドル
高一服や銅の堅調を受けて買われ一時は2258.50ドルの高値まで浮上したが、米
国の時間帯には米利回り上昇を手掛かりにした売りが入って軟化。2245ドルを上値
抵抗線とする安もみあいに転じ、終盤に2230.50ドルの安値を付けた後、この日
の安値圏のまま取引を終えた。
 銅3カ月物は小反発。8341ドルと売り先行で取引を開始。アジアの時間帯はアジ
ア株安が重石となり概ね8365ドルを上値抵抗線とする頭重い足取りとなった。欧州
の時間帯はドル高一服を受けて地合いを引き締め、8399ドルの高値に達する場面が
見られた後も8372ドルを下値支持線とする高もみとなった。米国の時間帯は米利回
り上昇を受け売り優勢に転じ、8320ドルの安値まで軟化する動きも見られた。しか
し11日に12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、安値では買い戻されプ
ラスサイドに浮上し、辛うじて堅調な足取りを維持したまま引けを迎えた。
◎NY原油=反落、米国の原油や石油製品在庫の増加が重しに
 ニューヨーク原油は反落。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や石油製品の在庫が増加した
ことが重しとなった。製品在庫が急速に積み上がっているなかで、製油所稼働率は
92.9%まで低下し、原油在庫を押し上げた。時期的に石油製品需要は日量
1960万5000バレルと低迷しており、冬場は在庫が積み上がりやすい。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。米石油製品在庫が増加を続けていること
が重し。

◎シカゴ大豆・コーン=大豆は軒並み反落、コーンは小幅まちまち
 大豆は軒並み反落。
 高温乾燥に見舞われたにもかかわらず、ブラジルの23/24年度の生産量が記録的
な量に達するとの見通しが示されたことが弱材料となった。また、大口成約も昨年12
月19日を最後に途絶えた状態にあり、米国産大豆への需要不安が強まったことも売り
を呼ぶ要因になった。

 コーンは小幅まちまち。
 期近3月限は一代の安値を更新後の売り警戒感に下値を支えられたが、新規の材料に
乏しいうえ、米農務省(USDA)発表の月例需給報告と四半期在庫報告を12日に控
えるなか全体的に玉整理基調となり、小動きにとどまった。
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