貴金属は、金が続伸して寄り付く見通し。金と銀は円安を受けて買い優勢となろう。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は0.81ドル高の 2025.30ドル、銀が7セント高の2288セント、プラチナが12.69ドル安 の919.48ドル、パラジウムは18.54ドル高の1001.27ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=145.67/69円で、前営業日の 大引け時点から0.80円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が9487円前後、銀は108.5円前後、プラチナは 4295円前後、パラジウムは4700円前後。 【NY金は米国債の利回り上昇が圧迫】 金はきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇を受けて戻りを売られた。 金は米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。欧州時間のドル安を受けて買い戻され たが、米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて米国債の利回りが上昇すると、戻り を売られた。今夜発表の12月の米CPIは前年比3.2%上昇と前月の3.1%上昇 から加速するとみられている。格付け会社フィッチのエコノミストは、米経済につい て、力強さの兆しが出ているため年内の景気後退(リセション)はもはや予測していな いとの見解を示し、年内に3回の利下げを実施する公算が大きいとの見方を示した。C MEのフェドウォッチでは年6回の利下げを織り込んでいる。また米ニューヨーク連銀 のウィリアムズ総裁は、インフレの2%目標到達にはなお道半ばとし、利下げ着手は時 期尚早という見解を示した。 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、ユーロ圏が昨年第4四半期に景気後 退(リセッション)に陥っていた可能性があると指摘、先行きは依然厳しいと述べた。 金融政策については新たな見通しを示さず、4%の中銀預金金利が「十分に長い期間」 維持され、インフレ率を目標の2%に戻す助けになると改めて表明した。 銀はきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて戻りを売られた。 【NYプラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫】 プラチナはきのうの海外市場では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて売り優勢と なった。 プラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫要因になった。欧州時間からドル安に 振れたが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待の行き過ぎの見方から米国債の利 回りが上昇し、プラチナの圧迫要因になった。また欧州中央銀行(ECB)のデギンド ス副総裁は、ユーロ圏が昨年第4四半期に景気後退(リセッション)に陥っていた可能 性があると指摘、先行きは依然厳しいと述べた。 <今日の予定> ・米新規失業保険申請件数(労働省) ・米消費者物価指数 2023年12月(労働省) ・米財政収支 2023年12月(財務省) MINKABU PRESS 東海林勇行
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