16日前引けの日経平均株価は前営業日比109円73銭安の3万5792円06銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は8億895万株、売買代金概算は2兆1162億円。値上がり銘柄数は370、対して値下がり銘柄数は1234、変わらずは53銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が休場で手掛かり材料難となるなか、売り優勢の地合いとなった。前日まで日経平均が急上昇していた反動から目先利益確定の売りが上値を押さえている。ただ、下値では押し目買い意欲も活発で下げ幅は限定的。外国為替市場で1ドル=146円台に入るなどドル高・円安に振れていることで、全体相場の下支え要因となっている。値下がり銘柄数は1200を上回り全体の74%を占めている。また、売買代金は2兆円を上回るなど高水準をキープしている。 個別ではレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体セクターの主力株が軟調、三菱重工業<7011>も下値を探る展開に。前日ストップ安に売り込まれたSHIFT<3697>が続落となったほか、日立製作所<6501>、キーエンス<6861>も安い。テラスカイ<3915>、日本国土開発<1887>などが急落した。半面、川崎汽船<9107>が大商いで物色人気となったのをはじめ海運株が強い動き。さくらインターネット<3778>も買いが続き大幅高となっている。古野電気<6814>が急伸、いちご<2337>、Gunosy<6047>なども値を飛ばした。 出所:MINKABU PRESS
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