ゴム市況＝ＲＳＳは総じて小反落、上海ゴムの軟化を嫌気

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
   　             ＲＳＳ３　　　　　   　　     　      ＴＳＲ２０
   2024/01　　  　 2024/06　   　 2024/12     　  2024/02    　 　2025/01
 260.3  - 1.7    265.4  - 0.7   265.0   0.0 　  225.0  + 2.0    227.0  + 2.0
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 　　　上海ゴム　　　　5月限  　13,780　　 -　 55　　（午後３時10分時点）
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【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は総じて小反落。寄り付きでは、上海夜間高や最近の強地合いを引き
継ぎ、水準を引き上げた。中盤は、日中取引の上海ゴムは上げ幅を縮小したものの、ド
ル・円が円安方向に振れていることなどを背景に小じっかりと推移した。だが、終盤に
なると、上海ゴムがマイナスサイドに沈んだことから、小反落となる限月が目立った。
ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比１．７円安〜２．０円高、活発限月の６月限は同
０．７円安の２６５．４円、期先１２月限は同変わらずの２６５．０円、総出来高は
１００７枚。ＴＳＲ２０の帳入値は全限が同２．０円高。
【上海ゴムは戻り一杯か】
　上海ゴムの中心限月の５月限は、節目の１万４０００元を控えて、上値が重くなって
いる。前日の取引で１万３９３５元まで上昇したが、引けは１万３８３５元となり、戻
り売りを浴びた格好となった。今日の取引では、再度上値を試したが、１万３９１５元
で切り返された。
　テクニカル的には、一目均衡表の雲の上限で戻りが抑えられた格好となっている。目
先、直近の上昇に対する修正安の可能性もありそうだ。その場合、ＪＰＸゴムＲＳＳ３
号の活発限月６月限は、節目２６０円を割り込むことも想定されそうだ。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポール市場は、ＲＳＳ３号はまちまちとなり、２．９セント安〜１．３セント
高。ＴＳＲ２０は午前中は買いが優勢となったが、午後になると売りが先行し、マイナ
スサイドに振れる限月が目立ち、０．４セント安〜０．４セント高となっている。

　上海ゴムは総じて反落。中心限月の５月限は、夜間取引では買いが優勢となり、夜間
取引を前日比５５元高の１万３８９０元で終えた。日中取引に入ると、売りがやや優勢
となり、終盤はマイナスサイドに沈む場面もみられた。

MINKABU PRESS

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