NY原油市況=反落、中東情勢緊迫化が支援もドル高や米株安が圧迫

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値  帳入値   前日比
  2023/12     72.63      73.56      71.23      72.40      - 0.28
  2024/01     72.73      73.68      71.39      72.52      - 0.27
  2024/02     72.80      73.76      71.52      72.58      - 0.30
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
   1,015,259            999,860             1,621,567   (+  7,326)
                    帳入値  前日比
ヒーティングオイル  2023/12     266.06    - 0.87
                   2024/01     261.31    - 0.24
改質ガソリン        2023/12     212.19    + 0.16
                   2024/01     214.81    + 0.42
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.28〜0.27ド
ル安。その他の限月は0.40〜0.30ドル安。
 米国の時間帯序盤までは、イエメンの武装組織フーシ派と英米軍の緊迫化や、イラン
の革命防衛隊がイラク北部クルド人自治区にあるイスラエルの情報機関「モサド」の拠
点やシリアにあるイスラム国(IS)を攻撃するなど、中東の地政学リスクが高まって
いることに支援されたが、その後は米債の利回りが上昇するなか、ドル高が進展してド
ルインデックスがほぼ1カ月ぶりの高値水準となったことや米株も下落したことで、原
油も上げ幅を失う展開となり結局はマイナスサイドに振れた。

 2月限は、アジアの時間帯の時間外取引では72ドル台前半を中心としたもみ合いと
なった。そのあと欧州の時間帯にはそのもみ合いレンジの上限を抜けて73ドル台に乗
せて、米国の時間帯序盤にこの日の高値となる73.56ドルを付けた。しかしその後
はその高値から大きく崩れて72ドル台割れまで下落した。その後いったん72ドル台
半ばまで反動高となり、帳入値は72.40ドルとなったものの、後半に再び反落して
再び72ドル台を割り込んでいる。

 ドルインデックスは急伸して、昨年12月13日以来ほぼ1カ月振りの103ポイン
ト台に乗せとなった。
、
 紅海での緊張の高まりにより、日本郵船は16日、紅海での全船舶の運航を停止した
と発表した。これにより同社、商船三井、川崎汽船の国内海運大手3社が紅海の運航停
止を決定している。

 また米ウォール・ストリート・ジャーナルによると、英系石油メジャーのシェルも紅
海〜スエズ運河の運航停止を決定した。
 改質ガソリンは期近から続伸、ヒーティングオイルは反落。原油安に追随してともに
高値から崩れたものの、ガソリンは期近の主要限月が引けまでプラスサイドを維持する
一方、ヒーティングオイルは結局軟調に引けた。
今日の材料
・ドルインデックスが急伸。約1カ月振りの103ポイント台乗せ。
・日本郵船、商船三井、川崎汽船の国内海運大手3社が紅海の運航停止。
・英系石油メジャーのシェルも紅海〜スエズ運河の運航停止を決定。
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