プラチナ午前=プラチナは反落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安となったが、ドル建て現物相場の上値の重さを
受けて戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが38〜18円安、プラチナミニが
36.0〜21.5円安、プラチナスポットが66円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが8697枚、プラチナミニが846枚、
プラチナスポットが1956枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高や金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や金軟調を受けて売り優勢となった。
 プラチナはドル高や金軟調が圧迫要因になった。欧米の金融当局者の利下げけん制発
言を受けて米国債の利回りが上昇した。パラジウムはニューヨーク連銀製造業景況指数
の大幅低下も圧迫要因になった。1月の同指数はマイナス43.7と前月のマイナス
14.5から大幅に低下し、2020年5月以来の低水準となった。
 プラチナ先限は夜間取引で4250円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。円相場は1ドル=147円台前半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上値重い。朝方の894.00ドルから、ドル高一
服が下支えになったが、戻りは売られた。
 午前11時現在、プラチナは898.05ドル、パラジウムが938.35ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが911.48ドル、パラジウムが969.91
ドル。
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