18日前引けの日経平均株価は前営業日比159円26銭高の3万5637円01銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は7億2889万株、売買代金概算は2兆879億円。値上がり銘柄数は975、対して値下がり銘柄数は622、変わらずは60銘柄だった。 きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなか、上下に不安定な値動きを強いられた。前日の欧州株市場が全面安に売られ、米国株市場でも終盤下げ渋ったとはいえ、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値模索が続いており、朝方はリスク回避ムードのなか日経平均は安く始まった。しかし、押し目買い需要は旺盛ですぐにプラス圏に切り返す展開。外国為替市場で円安が一段と進んでいることがハイテク株などを中心に下支え材料となった。その後は再び値を消しマイナス圏に沈む場面もあったが、前場後半は先物主導で買い直されている。 個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が高く、トヨタ自動車<7203>の上昇も目立つ。東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の主力株は総じて高い。デンソー<6902>も堅調。日本コンクリート工業<5269>が値上がり率トップに買われ、パソナグループ<2168>、ローツェ<6323>、フタバ産業<7241>なども大幅高。半面、売買代金2位の川崎汽船<9107>が軟調、野村マイクロ・サイエンス<6254>も値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>も下値を試す展開に。さくらインターネット<3778>が利食われストップ安、新日本科学<2395>も一時値幅制限いっぱいに売られた。 出所:MINKABU PRESS
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