NY原油市況=反落、三角持ち合い上限付近が抵抗に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2024/02     74.08       74.91       73.20       73.41        - 0.67
  2024/03     73.92       74.63       72.99       73.25        - 0.70
  2024/04     73.79       74.44       72.88       73.12        - 0.71
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     488,120              841,425             1,619,206    ( - 12,729)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2024/02     266.21    - 3.15
                            2024/03     262.78    - 2.18
         改質ガソリン       2024/02     216.28    - 2.07
                            2024/03     218.52    - 2.03
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.70〜
0.67ドル安。その他の限月は0.71〜0.48ドル安。
 昨年末から三角持ち合いのチャートパターンを形成しており、この上限付近に差し掛
かったことからテクニカル的な売りが優勢となった。米国から空爆を受けているにも関
わらず、イエメンのアンサール・アッラー(フーシ派)は紅海で船舶への攻撃を継続し
ており、中東情勢は不透明だが、供給下振れリスクは限定的とみられているなかで上値
は伸びなかった。
 隣り合うイランとパキスタンが国境を侵犯し、双方の分離主義組織などテロ組織を攻
撃したことで一時的に緊張感が高まっていたものの、両国の外相が電話会談しパキスタ
ンのジラニ外相があらゆる問題でイランと協力する意向を表明した。核兵器保有国のパ
キスタンと、まもなく核兵器を保有するとみられているイランの緊張感は消失した。
 米利下げ開始時期が不透明であることは圧迫要因。1月の米ミシガン大学消費者信頼
感指数が78.8まで上昇した。米インフレ率は米連邦準備制度理事会(FRB)の目
標水準に接近しつつあるものの、利下げ開始を正当化する米経済指標は限定的。
 時間外取引で3月限は堅調に推移したものの、通常取引開始を控えて失速するとマイ
ナス圏へ押し戻された。通常取引序盤に再び買いが優勢となると74.63ドルまで強
含み、時間外取引の高値をやや上回った。ただ、プラス圏での売り圧力は強く、その後
は72.99ドルまで下落した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルは反落。原油安に連動した。
今日の材料
・寒波の影響で米ノースダコタ州の生産回復に遅れも=ブルームバーグ
・S&P500は過去最高値を更新
・イスラエルに自衛の必要なものは長期間に渡ってすべて提供する=米政府
・武装組織ハマス幹部がロシアを訪問
・米石油掘削リグの稼働数は前週比2基減の497基=米ベーカー・ヒューズ
※本文中の限月を2月限から3月限に変更します。
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