●週間見通し原油、ボックス相場前提の対応が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 前週は70ドル台前半から中盤でやや底固く推移した。需要不安に上値を圧迫される
場面も見られたが、70ドルの節目割れは回避された。その後は中東の地政学リスクの
高まりを背景に押し目を買い拾われている。また、国際エネルギー機関(IEA)が世
界の石油需要見通しを引き上げたこともポジティブ。結果的に最近のボックス相場が踏
襲される展開に留まっている。米原油在庫の減少はポジティブだが、石油製品在庫の増
加はネガティブ。
 今週も70ドル台前半をコアとしたボックス相場が踏襲されよう。需給にはタイト感
が乏しく、上昇余地は限られる。特に米石油製品在庫の増加傾向が続いていることはネ
ガティブ。更に在庫積み増しが確認されると、上値を抑えられよう。一方、中東の地政
学リスクは更に高まっている。原油流通障害は深刻化している。ただし、原油生産障害
が発生しないのであれば、大きく値上がりが促されることもないだろう。ボックス相場
を前提に、大きく上下に振れる場面があれば、逆張り対応が基本になる。
 予想レンジは、70.00〜76.50ドル。
(マーケットエッジ・小菅 努)



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